ご注文いただくにあたって、いくつか注意して頂きたいことがございます。印刷の仕組みの関係上、デザイン・カラー・表現のニュアンスなどにおいて、完全に思い通りの仕上がりにならないケースがございます。
以下の内容をご覧いただき、「どのような感じで仕上がるか」を予めご確認ください。またご希望のデザインイメージがある場合は、同様にそのデザインが以下の内容に該当していないかも、前もってご確認ください。
デザインイメージを画面キャプチャなどでお送りいただく場合
デザインイメージについて、「WEBサイトなどの画面」をキャプチャされてお送りいただく場合、解像度の関係上、そのままでは弊社にてデザインすることが難しい場合がございます。可能でしたら、お手元のスマートフォンなどで直接写真を撮影してお送りいただけますとより高解像で確認が可能です。（難しい場合はそのままで結構です）
デザインイメージを「手書き」でされている場合は、その用紙をスマートフォンで撮影して送信ください。お客様の手書きラフイメージから、弊社デザイナーがデザインを制作させていただきます。
既存ウェアのデザインをスマホで撮影していただく場合
新規に作成するウェアのデザインを、ご使用中の既存のウェアなどと同じものにしたい場合、お持ちのスマートフォンなどでそのデザインを撮影して、送信してください。
ただし、床において立って撮影すると、撮影対象のウェアと並行にならず、影も入ります。デザイン作業は、頂いた写真をそのままデータ化するしかないため、写真にずれや傾斜があっても、そのままデザインに反映されてしまいます。また、既存のウェアのデザインのフォントは、全く同じものは用意出来ないため、手作業でデータ化する必要があります。そのため、可能な限り、以下の方法での撮影をお願い致します。
・スマホの写真撮影の画質を、可能な限り高画質で撮影する設定にする
・ハンガーなどに掛け、スマホと既存ウェアが並行になるように撮影する
・四隅を伸ばしてデザイン部分にシワなどが入らない状態で、可能な限り近づいて撮影する
色味の表現の違いについて
パソコンやスマートフォンの画面で表現出来る色味と、印刷においてインクで表現出来る色味には大きな差があります。そのため、ご希望のデザインによっては、思い通りの色味で印刷することが難しい場合がございます。
特に蛍光色や発色の明るい赤・青・緑・黄色などが再現出来ずに、少しくすんだような色になります。
そのため、該当するようなデザインをご希望の場合は、必ず事前に確認させていただきます。可能な限りお客様のご希望に沿いたいと考えておりますが、この点については予めご了承ください。
半透過（半透明）の表現は不可能
ご希望のデザインが「半透過（背景が透けて見える）」のニュアンスを含んでいる場合、そのままでは
印刷ができません。透明具合は再現出来ず、ハッキリとした色味として印刷されてしまいます。
デザインの調整で「透過している様に見せる」という処理をすることは不可能ではありませんが、必ずしもご希望通りに印刷が仕上がるとは限りません。もしこのようなニュアンスを含んだデザインをご希望の場合は、一度その旨を弊社までご相談ください。
光彩やネオンのような「外側に向かって光る」表現が難しい
透過と同様に、光彩やネオンのような「外側に向かって光る」表現も印刷では困難です。ネオン管が光って外側に光が広がっているような表現は、印刷では難しく、さらに発色の明るい蛍光色などもインク表現では不可能な場合があります。ご希望のデザインがそのままで印刷可能かどうか、不明な場合は一度お問い合わせください。
細かすぎる・複雑すぎるデザインの場合
細かすぎる・複雑すぎるデザインの場合、印刷方法によっては再現が難しい場合がございます。
印刷可能なサイズとして、最低でも0.6mm以上の幅の大きさが無いとインクが付きません。
また商品がタオルなどの場合、素材の関係上、線などはなるべく2mm以上の太さを推奨しております。
背ネームの「何文字」と「背番号の桁数」について
背ネームを入れる際の「文字数」や背番号を入れる際の「桁数」について、解説します。どのケースでも言えることですが、文字数や桁数が増えると、限られた印刷範囲に収めるために、1文字あたりのサイズが小さくなったり、幅が狭くなったりします。全体のバランスを見ながら、ご検討ください。
なお、文字サイズを小さくせずに、文字幅を狭くすることで、印刷範囲内に収めることも可能です。ただし、それでも限界はありますのでご注意ください。
クラスTシャツなどの場合、ニックネームなどで文字数が増えることも多いと思います。弊社では、お客様のご希望をうかがいながら、可能な限りご希望のイメージに近づけるようなご提案・デザインを作成致します。不明な点は、何でもお気軽にご相談ください。
各文字数と桁数の参考イメージ
背ネームの文字数
背ネームを入れる際の文字数については、一般的には英数字基準として10文字以内が推奨されています。判別できる限界としては、印刷全体のサイズやフォントにもよりますが、約13～15文字程度を上限として取りまとめていただくと良いかもしれません。
背番号の桁数
スポーツによって異なります。 野球やサッカーなどでは、1桁～3桁の番号が一般的です。バスケットボールやバレーボールなどでは、2桁の番号がよく使われます。番号は、選手の立場やチームの戦略によっても異なる場合があります。
同じデザインで複数のサイズをご注文される場合の注意
同じデザインで複数のサイズをご注文される場合、印刷サイズは変わらずに、本体ボディサイズのみが変わるため、完成後の印象に差が出る場合があります。予めご了承ください。
それに伴い、当社からお送りする「デザインの入れ込みイメージ画像」につきましては、全て同一サイズをベースに作成しております。全てのサイズがイメージ画像通りの状態で仕上がる訳ではありませんのでご注意ください。
蛍光色やRGBカラーモードのそのままの再現について
蛍光色やRGBカラーモードでのデザインをそのまま再現することは、通常のインクでは困難です。イラストレーターやフォトショップなどのデザインソフトを使用されてデザインデータを作成される場合は、カラーモードを「CMYK」、解像度を「300pixel/inch」に設定のうえ、作成されてください。
写真データの入稿について
「写真データをそのまま印刷したい」というご希望の場合、該当する写真の品質によっては難しい場合がございます。スマートフォンやパソコンの画面上で見ている写真は、綺麗に見えていても、実際の印刷には解像度が不足していることがあります。
写真を印刷する場合は、解像度を300pixel/inchにしたうえで、印刷したい実際のサイズを満たしている必要がございます。この解像度、サイズに満たない場合、物理的に画像を引き伸ばす（荒くなる）ことになります。
十分なサイズの写真データをご用意いただくか、ご不明な場合は一度ご相談ください。弊社の方で確認させていただきます。
繁忙期は余裕を見てご相談ください
お客様のご希望に沿って最適なプランで最短の出荷を目指しておりますが、繁忙期などに入ると注文が重なるため、短納期の場合は難しいケースも出てまいります。また、災害や不測の事態などで、流通が遅れる可能性もあります。体育祭やイベントごとなどで、前もってご予定が分かっている場合は、なるべく早めのご相談・ご注文をお勧め致します。
商品在庫にご注意ください
印刷するためのTシャツなど、各ボディ商品はメーカー在庫が日々変動しております。在庫数はサイズ・カラー単位で変わるため、タイミングによってメーカーが欠品していることもございます。この点、予めご了承いただけますと幸いです。可能な限り近しい色などで調整させていただきます。
生地の透け感
Tシャツを始めとした、各ウェアの生地の厚さは均一ではありません。薄手・厚手という基準が存在し、
商品ページの「〇〇オンス」という数字が大きいほど厚手となります。
近年の流行である「ヘビーウェイト・オーバーサイズ」商品は、厚手の生地で従来の商品よりも大きめの作りであるという意味です。白色などを選択した場合、下着や肌が透ける「透け感」についても、厚い生地のほうが透けづらくなります。詳細は透け感の比較イメージをご覧ください。
一部パーカーのフードひもついて
一部パーカー製品の「フードひも」につきましては、ジュニアサイズにはJIS規格にのっとり子供用衣類の安全性を図る為、フードひもは仕様上つけていない場合があります。なお、ひものみの販売は行っておりません。ご不明な点は、お問い合わせください。
実現可能か分からない場合はお気軽に相談ください
ご覧いただきましたように、デザインや印刷において、ご注意いただきたいポイントがいくつかございます。弊社では、可能な限りお客様のご希望に沿って、最適なご提案をさせていただいております。もしご希望通りの再現が難しい場合でも、代替えのプランや商品などをご提案させていただきますので、
まずはお気軽にご相談ください。